PHNOM PENH(プノンペン)


30.MAY.2002


 カンボジアの首都プノンペン、首都といっても高層ビルが建並ぶわけでもないく、決して大きな町ではないが、町全体が人々の活気に満ちていた。数年前まで、内戦に疲弊していたプノンペンの街を、少し歩いてみることにした。




プノンペンの街角

さすがに夜出歩くのは、気が引けるが、昼間は人通りも多く活気に満ちている。治安状態は、それほど悪くないようだ。

セントラル・マーケット

プノンペンの街の中心に、あるセントラル・マーケット。市内には、あちこちにマーケットが点在する。
写真は、プノンペン市内63ストリートからセントラル・マーケットを望む

僧侶

旅のあちこちで、僧侶と出会った。写真は、王宮近くで出会った僧侶

ガソリン売りの少女

街角で見つけた、路上ガソリンスタンド。
ときにはファンタの1gビンにつめて商売しているガソリン売りも見かけた。

プノンペン市内の射撃場

実弾が撃てると聞いて、射撃場にやってきた。さっそく、M16とAK47を撃ち比べてみた。
M16ーA1<コルト社製(アメリカ)>
 30発:30$
AK−47<カラシニコフ社製(ロシア)>
 30発:20$
手榴弾:21$/個

カンボジア軍に入隊?

写真中央は、Guest Houseのスタッフ


サラモンティーン21(S21)

 トゥールスレーン刑務所。ここは元高校の校舎だったが、ポル・ポト時代には刑務所として使用され、多くの人が拷問のすえ殺された。

教室を改造した独房

1979年ベトナム軍がプノンペンを開放したとき、14人の遺体がベッドに縛り付けられ放置されていた。写真のベッドは、そのうちの一つ。

処刑写真

壁にかかる写真は、ポル・ポト派が撮影した、処刑を待つ人々の顔写真と処刑後の遺体の写真の数々

慰霊塔

現在、建物の一角に慰霊塔がある。陳列棚の中には・・・。

茫漠とした街

プノンペンのメインストリートを歩いてみた。荒れ果てた町並みは、依然と、内戦の傷跡の深さを感じさせた・・。



 旅から帰って、ニュースを観ていたら、 こんなニュースが流れていた。カンボジアの首都プノンペンにあるデパートに、カンボジアではじめてのエスカレーターが取り付けられたという話題だった。映像では、動く階段にたじろぐ人々の様子が映っていた。なんだか、微笑ましく思えた・・・。



プノンペンのお土産

マーケットのCD屋さんから流れてきた歌声に聞きほれて購入。あとで台湾のアーティストだと判った。