スピードボート


11.JUN.2002


 ラオスとタイを結ぶ国境は4箇所ある。ここルアンパバーンから、最も近い国境は、最も北に位置するフアイサーイの国境だ。
 フアイサーイへ行くには、陸路よりもむしろメコン川を遡るのがもっとも近道となる。ルアンパバーンからフアイサーイ行きの船は、片道2泊3日かけて野宿しながら進むスローボートと、少々値段が高いが片道6時間で結ぶスピードボートがある。
 






SPEED BOAT
  LUANG PRABANG  10:30 ---- 16:30   HUAY XAI  
 PRICE : 210,000Kip (約2730円)





ルアンパバーンの船着場

 ここからフアイサーイ行きのスピードボートが出る。定員は6名、出発時間は決まってなく、定員に達すると船は出発する。


スピードボート

フアイサーイに向かうスピードボート。最高時速80kmで水面を滑るように走る。むき出しのToyota製エンジンは、けたたましい轟音を放つ。
 後に2日ほど、難聴で悩まされた…。

救命胴衣

この辺りのメコン川は、浅瀬が多く、所々に岩が水面に顔を出している。時より事故もあるので、乗客は救命胴衣とヘルメットを着用する。

疾走するスピードボート

前方から、スピードボートがやって来た。スピードが速いので、カメラにとらえるのが難しい。



 フアイサーイに着くと、さっそく国境にやって来た。もう時間は夕方5時を指している。そろそろ国境も閉まる時間だ。
 イミグレーションに着くと、5時30分に国境は閉まると言う。なんとか最終の渡し船に間に合ったようだ。




国境の渡し船

フアイサーイ(ラオス)=チェンコーン(タイ)の国境で、国境の渡し船の上からラオス側を見たところ。いよいよラオスともお別れだ。


  LAO.P.D.R ---- BORDER ----   THAILAND
(HUAY XAI) (CHIANG KHONG)


チェンコーン

メコン川の畔にに建つ、チェンコーン(タイ)のイミグレーション。