SAIGON(サイゴン)
01.JUN.2002
朝目が覚めると喉が痛い。風邪を引いたのだろうか。それとも、昨日のカンボジアからの移動で砂塵を吸って、喉を痛めたのかも知れない。
いずれにしても、まだ旅は半ばだというのに、移動が重なって少々疲れ気味だ。体力の回復も考えて、ここホーチミンでは、のんびり過ごすことにした。
kim Travel
ホーチミンでの時間を有意義に過ごすため、旅行社をまわって、近隣のツアーを組むことにした。
そごで見つけたのが、Kim Travelという旅行社、ベトナムでは、シンカフェと並んで有名な旅行社だ。
とりあえず
・クチトンネルツアー 6US$/1日
・メコンデルタツアー 7US$/1日
の2つに申し込むことにした。
Kim Travel
270 De Tham st. Dist1
HCMC, Vietmam
旅行社の受付
旅行社で、応対してくれたのは、Kim Travel の日本語スタッフ Do Thi Diem Huong (22)さん。まだ研修生ということで、お昼までの勤務らしい。
都合がよければ、ホーチミン市街を案内してもらえないかと頼んだところ、快く承諾してくれた。
ホーチミン市中心部の風景
Huong さんに連れられ、ホーチミン市中心部にやってきた。すごい数のモトバイが行きかっている。写真の風景は、グエン・フエ通りと、レ・ロイ通りの交差点付近
Do Thi Diem Huong
ホーチミン市内をまわった後、kim Travel隣のkim Cafeにて撮影。
02.JUN.2002
クチ地下トンネル
ホーチミンの街にいると気づくことだが、誰もがこの街をサイゴンと呼ぶ。ホーチミンと言う名は、ベトナム統一戦線の指導者ホーチミンの名前を、ベトナム戦争後に付けた名前だが、ここ南ベトナムでは、人々の思いは複雑なようだ。
サイゴンと言って思い出すのは、やはりベトナム戦争だろう。今日は、ベトナム戦争時にゲリラ戦が展開されたクチを訪れた。
ベトナム戦争の遺品
クチの森林に眠る戦車の残骸
クチ地下トンネル
クチトンネルは、当初フランス軍に対抗するため、ベトナム独立同盟会(べトミン)によって掘られた。その後、ベトナム戦争の際、南ベトナム民族開放戦線(ベトコン)に使用された。写真の男性は、同じツアーに参加した外国人。
蒸し風呂
クチ地下トンネルの内部は、迷路のように入り組んだ構造になっている。トンネル内はじっとしていても汗が滴り落ちる。
「暑い・・・。」
物売りの子供
ビィンチャン寺の前にいた物売りの子供たち、写真の子は、弟の面倒を見ながらポストカードを売っていた。
永長寺(ビィンチャン寺)---メコンデルタではもっとも古い仏教寺院で、近隣の町からも参拝者が訪れる。
サイゴンのお土産
本物の手りゅう弾を改造して作ったアルコールランプ。
クチ・トンネルのみやげ物売り場で購入。