トンレサップの人々


 02.MAY.2006


 
AM4:00
「起きろ〜!」
今日は、トンレサップ湖へ日の出を見に行くよ〜ん。
昨日に続き、コンビニで買ったパンをかじり、宿を飛び出す。
街から湖までは、約16km。
昨日、午後から修理していたパジョロは、今日は息を吹き返したように快調に走る。
東の空が既に白み始めてきた。間に合ってくれよ・・・。




  
トンレサップの日の出


 トンレサップ湖の船着場で船をチャーターし、エンジン全開で湖へと漕ぎ出す。
そして、トンレサップの水上集落に差し掛かる頃、東の空から太陽が顔を出し、日の出を迎えた。

船上にて


 船頭に頼んで、トンレサップ湖に昇る太陽をバックに記念写真。
なかなか良い感じに仕上がっている。

水上集落の人々


 トンレサップ湖には、数多くの水上家屋が浮かぶ。
ここに住むのは、ベトナム系の貧しい人達が多く、カンボジアとベトナムの対立の歴史がうかがえる。 
辺りが明るくなってくると、水上集落の人たちも起き出してきたようだ。



トンレサップ湖は、東南アジア最大の湖。そして、ここには数多くの魚が住み、漁場としても知られている。
どうやら今日も、朝の漁が始まったようだ・・・。

水上集落


トンレサップ湖の水上集落にある教会、この水上集落には、商店など、生活に必要なものは、何でも一通りそろっているようだ。

学校へ


水上集落から丘に戻ると、子供たちが学校に登校する時間のようだ。
かばんを持って、子供たちが歩いてゆく。
湖の近くには、韓国政府の支援で設立した、学校があるようだ。

稲刈り


 トンレサップ湖の畔では、稲刈りの真っ最中だった。
写真は、ちょうど脱穀しているところ。
もうじき雨季になる。
雨季になると、この辺りは、トンレサップ湖の湖底に沈むため、大忙しだ・・・。

稲刈りをみつめる子供


 稲刈りの様子を、子供たちはずっと見つめていた。
いったい何を考えているのだろうか・・・。
もう、2・3年もすれば、この子達も立派な働き手になる・・・。

街へ向かうトラック


 街の至る所で、収穫した米を満載したトラックにであう。
どの車も、見るからに積載量をオーバーしている。
このトラックも、エンジンをうならせ、黒煙をあげて走って行った。

 
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