フィリピンへ


 28.APR.2005


 



タイ航空 TG621便


関西空港 10:45発のマニラ経由バンコク行きのタイ航空 TG621便。マニラ到着は13:35。約3時間半のフライトだ。いざフィリピンへ向けて出発!

  
Ninoi Akino International airport


ほぼ定刻通りにフィリピン到着。空港からメトロ・マニラへは、クーポンタクシーを利用するのが定番だ。まずは、タクシーでマニラの東、パサイ・シティーのエドゥサへ向うことにした。

バクララン・マーケット


 エドゥサからバクララン・マーケット一帯には、複数のバスターミナルが集中している。今回の旅の最初の目的地は、マニラから北へ約400キロのバナウェという街だ。バスターミナルで尋ねたところ、バナウェへ向かうバスは、エドゥサではなく、マニラの北東に位置するクバオから出ていると言うことだった。さっそく、MRTに乗ってクバオへと移動した。

親切なフィリピン人


クバオで、バナウェ行きのバスを探していたとき、偶然道を尋ねたのが写真左のサム。彼は親切にも、私たちをバスターミナルまで案内してくれ、どのバスに乗ったらよいのかまで、親切に教えれくれた。ありがとうサム!(Victory Liner クバオ・バスターミナルにて撮影)

Victory Liner


サムに教えられたのは、Victory Linerというバス会社の、ルソン島北部のTuguegarao行きのバスに乗り、途中のbagabagでジプニーに乗り換えてバナウェへ向う方法だった。
そこで、クバオ18:00発のTuguegarao行きに乗車した。(休憩所に停車するVictory Liner)

bagabag

マニラから約7時間、乗り換え地点であるbagabagに到着したのは深夜1:00頃、周囲は真っ暗、どうやら片田舎のバス停に下ろされたようだ。乗り継ぎのジプニーも、この時間ではなさそうだ。また、周囲に泊まれそうなホテルが在るようにも思えない・・・。

夜食


お腹が減っては、いい考えもうかばない。とりあえず、バス停前の小さな食堂 兼 雑貨屋で夜食を取り、これからどうするかを思案する。「まあ、見知らぬ土地での夜間の移動は避けるべきだろう・・・。この旅は少し無計画すぎたかもしれないな・・・。」

野宿


フード・ショップの向こう側を、無情にも長距離バスが走り去っていく。今夜は、食堂脇のベンチで一夜を明かすことにした。アジアをあちこち周ったが、さすがに野宿なんて初めての経験だ。