ボホール島へ


 15.AUG.2007


 
 Maashinの町まで来たものの、えらく港は殺風景だった。
宿の主人にボホール島へ行きたいと告げると、船は週に1便しかなく、今日出たばかりだと言う。
そいつは困ったな・・・。
他に船は無いかと
聞いたところ、来るときに通ったBatoの街からなら、毎日船が出ているそうだ。
Batoまで戻ろうか・・・
わたし:「船の時間はわかるかな?」
宿の主人:「たしかAM8:00出港だよ。7時半までには、着かないと駄目だろうね・・。」


Maashinの宿


今日は AM4:00起きで、Batoの港へ向かう。
Maashinで泊まった、G.V Pension Houseの主人に別れを告げ出発だ。

Batoの港


 6時をまわって少し明るくなったころ、Batoの港に着いた。
とりあえず、これでボホール島へ行く目途がついた。

親切なオヤジ


 Batoの港で出会ったBETARMOSさん、ミンダナオ島のダバオから来たという。しきりに私に自分の娘を紹介してくる。電話番号まで教えてくれた。
まあ、朝食をおごってもらったので、親切な人としておこう・・・。


市場


 出航には時間があるので、Botoの市場を見物することにした。
水揚げされたばかりのエイが、台の上でバタついている。

こんなふうにエイが売られているのは、初めて見たよ。

物乞いの子供


 市場を歩いていると、ずっと後からついて来る子供たちがいる。
「食べ物をくれって?」
残念だが、ここではダメだよ。
2人だけでは済まずに、収拾がつかない事態になりそうだら・・・。
早々に市場を引き上げ、フェリーへと急ぐ・・・。

ウバイの港


 Batoから定期船に乗って4時間半、フェリーはボホール島ウバイの港に着いた。
港は、人でごった返している。

バス乗り場


 ここからはバスに乗り、ボホール島内陸部にあるチョコレート・ヒルをめざす。今日の目的地だ。
 写真は、ウバイのバスターミナル

チョコレート・ヒルへ


 バスは激しいエンジン音を響かせながら、ボホール島の内陸部へと進むのだが・・・。音の割に亀みたいにのろいのは、気のせいだろうか・・・。

バス停


 バスに乗ってウトウトしかけたころ、誰かが呼んでいる。「チョコレート・ヒルだぞ!」
どうやら、目的地に着いたらしい。まったく周りの人が声をかけてくれなかったら、この旅はどうなっているのかっていつも思うよ・・・。