小さなガイド

 18.AUG.2007


 旅の最後に、セブ市内を観光してみることにする。TAXIを捕まえサンペドロ要塞に行くように伝える。
あれっ?タクシーメーターが無いな?
  わたし:「サンペドロ要塞までいくら?」
  運転手:「いくらで行きたいの?」
  わたし:「はぁ・・・?」
思わず耳を疑うが、適当な値段を言ってやり過ごす。もう交渉するのも疲れたよ・・・。

(注:TAXIと書いてあれば、メーターは必ず付いています。隠してあるだけなので、必ずメーターを使うように言いましょう(怒)。)

  

マゼラン・クロス


 タクシーから降ろされた場所は、太平洋を横断した冒険家 マゼランが建てた十字架を納める聖堂の前だった。
あれぇ・・ちょっと場所が違うんじゃないの?。

道を尋ねる


 聖堂の前で、地図を広げサンペドロ要塞を探す。
ここから、すぐ近くなのだがそれらしき建物が見当たらない?
しょうがない、そこでミネラルウォーターを売ってる子に聞いてみるか・・・。

サンペドロ要塞


  水を売ってる子供に要塞までの道を尋ねると?  
  なに?近くだから案内してくれるって?
  なんて親切なんだろう・・。
  要塞まで連れてきてもらい記念写真を撮る!?

ガイド?


 あれっ?何でついて来るの?一緒に入るの?
 要塞の中も案内するから入場料払えって?
 しょうがないな、1人21ペソ(約60円)か、それくらいならいいだろう・・・。

タクシーに乗る


 
要塞の見学を終えると、次は何処に行くのかとガイドに聞かれた。
 「カルボンマーケットに行くんだよ。」
 「あそこは、スリが居るから危険だよ。マーケットなら他にもあるよ。」

 「ありがと・・。でも大丈夫だよ。」
タクシーに乗り込み、別れを告げるのだが・・・。
 「なんで、お前たちまで乗るんだよ?」

タリボン・マーケット


 小さなガイドに言われるがまま、タクシーはガイドブックにも載っていないタリボン・マーケットにやってきた。
ここはどこだ?
まぁ、どこでもいいんだけどね・・・。
 

干物屋


 おぉ・・。魚の干物が山のように積んである。他に肉・鶏・魚、野菜から雑貨までなんでもそろってる。結構面白いかも・・・。


タリボンマーケット

 タリボン・マーケットで写真を撮っていると。どこからとも人が集まってくる。フィリピンの人たちは、とっても乗りがよくフレンドリーだ。
カメラを向けると、顎の下に手を置き独特のポーズをとる。
なんの真似だろうね・・。

 マーケットからの帰り道、小さなガイドたちが騒ぎ出す。
「お腹が減ったよ。ジョリビー
※1に行きたい!」
やっぱりね!そんな事だろうと思った。飴玉あげるから我慢しときな・・・。
こう見えても、こっちの”ひっぽぽ”のオジサンは怖い人なんだから、わがまま言うと食べられちゃうぞ・・・。

※ ジョリビー(http://www.jollibee.com.ph/)・・・フィリピンを代表するファースト・フードチェーン。
品揃えはマクドナルドとよく似ているが、フィリピンでは1番人気


フィリピン(タガログ語)版のドラえもん
ここフィリピンでも、ドラえもんは子供たちの人気者、でもジョリビーのキャラクターには負けるかぁ〜?