クバール・スピアン「川の源流」


 01.MAY.2006


 
AM4:30 起床!!
(●≧υ≦)う〜ん、眠い・・・・。
今朝は、アンコール・ワットで日の出を見るため早起きだ。
昨夜コンビニで買ったサンドイッチを食べ、宿を出ると手配しておいたパジェロが待っていた。
「レッツ・ゴー!」
暗闇の中を、アンコール・ワットへと走らせる。


日の出を待つ人


アンコール・ワットに着くとすでにたくさんの人が日の出を見ようと待ち構えていた。
少々、出遅れたかなぁ・・・。

日の出


アンコール・ワットは、西向きに建っているため、日の出はその背後から昇ってくる。
今日は、少し雲があり、気象条件は良くない。
残念ながら、美しい日の出とは行かなかったが、遺跡をシルエットに、朝日を捉えた。

田舎道


 日の出を見た後、シェムリ・アップの街を離れ、クバール・スピアン遺跡へ向かうことにした。クバール・スピアンとは、「川の源流」を意味し、アンコールを支えた水の源だ。
トンレサップ川に沿って北上する田舎道を走ること、しばらく・・・。
水牛を連れて歩く、少年の姿を発見!
「ストップ!ストップ!」

水牛と少年


車を止めカメラを向けると、水牛にはさすがに無視されたが、少年はというと、照れくさそうにポーズをとってくれた。


ジャングル


アンコール遺跡から車で約1時間30分、クバール・スピアンに到着した。ここからは、徒歩でジャングルの中に分け入る。遺跡まで40分ほどの道のりを歩くことになる。


(注意:この遺跡近辺では、地雷の撤去がまだ完全では無いため、ここを訪れる際は、山道から外れないこと)

密林


密林の中は、日が差し込まないため意外と薄暗い。だから、強い日差しこそ避けられるが、湿度が高く体力を奪われる。
川の水も水量が無いため淀んでおり、あまり気持ちのよいものではない。


クバール・スピアン


ジャングルを歩き、たどり着いたところにあったのはこれ!?
川の中にある遺跡だとは聞いていたけれど、水がほとんど流れていない・・・。
ここは、雨季に入ってからくるべきだね〜。

(´д`)あぁ・・・疲れた・・・。

バンディア・スレイ


クバール・スピアンが意外とショボカッタので、まともな遺跡をと思い、バンディア・スレイにやってきた。
4年前にも一度訪れているのだが、そのとき見逃した「東洋のモナリザ」を見ようと再び訪れた


東洋のモナリザ


東洋のモナリザとは、遺跡に刻まれた、デバダー像のことなのだが、前回は修復中で見ることができなかった。
今回は、そのリベンジなのだが、これがそうらしい・・・。
他の遺跡のデバダーより、彫りが深く明らかに美しいのだが、
私には、昨夜のアプサラの踊り子の方が、よかったなぁ・・。