マニラへ


 04.MAY.2005


 



マニラへ


 マンブラオのビーチで2日間を過ごした後、マニラへ引き返す。乾いた道路から巻き上がる砂塵が、車内へ入り込んでくる。

  
ジプニーの車内


 ジプニーとは、ジープを改造した乗合バスだ。発車時間は決まっていない。いつも乗客が満員になると発車する。だから、車内はいつもすし詰めだ。

チェック・ポイント


 幹線道路の途中にチェックポイントがある。銃を持った兵士が、ジプニーの乗客をチェックする。荷物、そして男性はボディチェックも行われる。イスラム過激派のテロへの警戒だろうか。チェックが終わると、ジプニーは再びアブラの港に向かって走り出した。

アブラ(ワワ)の港


アブラの港に到着した。港は、大勢の人と荷物で大賑わいだ。荷物満載のジプニーが港から出てきた。

チケット売り場


アブラの港のチケット売り場は、小さな小屋だった。ここで、バタンガス行きの船のチケットを買う。

食堂の姉弟


 船の出港までには時間がある。港の食堂で、昼食をとることにした。写真は、食堂の姉弟。弟の面倒をよくみるやさいいお姉ちゃんだった。

船上で


 バタンガスに向かう船の上、隣にいる少女が、まだ着かないのって顔をしている。小さな子供にとっては、狭い甲板の上での時間は、よほど退屈なのだろう。



前方にバタンガスの港が見えてきた。いよいよ、この船旅も終わりだ。

Manila city


バタンガスから乗ったバスが、マニラの中心部へと入ってきた車のひしめくマニラの道路。都会の喧騒が伝わってくるようだ。