サマール島へ


 12.AUG.2007


 
 フィリピン・ビサヤ諸島の地図を広げ、どこに行くのか大雑把な計画を立てる。
島国のフィリピンでは、島間の移動は基本的に船での移動となる。よって、移動には時間の余裕を十分に取る必要がある。
全体の日程から判断して、セブを起点にして300KM以内が目安といったところだ。
いろいろ迷った挙句、サマール島にあるソホトン国立公園を、最初の目的地に決めた。

AM4:00 起床
ホテルを飛び出すと、フェリーターミナルに向けタクシーを走らせる。
AM6:00発の、レイテ島オルモック行きの高速船に乗るためだ。



フェリーターミナル


チケット売り場にたどり着いた。時刻表を見たら、レイテ島行の船は1日3便あるのだが、AM6:00の便以外は、すべてキャンセルとなっていた。
あぶない危ない。早起きしなかったら、いきなり足止めをくらうところだったね。
チケット代735ペソ(約2000円)

高速船


フィリピンには、たくさんの船会社が、それぞれ航路を決め運行しており、 セブとオルモック間は、スーパーキャットという会社が高速船を運航している。
辺りが明るくなってきた。もうじき日の出だろう。
そろそろ、出発の時間だ。

朝食


高速船で朝食を取ることにした。
モーニングセットは、ご飯と目玉焼き、それと見かけは悪いがソーセージの組み合わせ。これにコーヒーが付いて95ペソ(約260円)。お味もまずまずだ・・・。


オルモック港


高速船に乗って約2時間。レイテ島オルモックに到着した。
ここからは陸路をとる。バスに乗り換え、レイテ島の州都タクロバンへと向かう。


オルモック市街


港からバスに乗り込み、オルモック市街を走る。
車窓から見えるオルモックの街は、のどかな港町といったところだ。


バスチケット(オルモック→タクロバン):80ペソ(約220円)

リモン峠


オルモックからタクロバンへ向かう途中バスは峠道に差し掛かる。ここリモン峠という。
 ここは、第2次世界大戦中、日本軍がフィリピンの陸上戦で最も激しい戦闘が行われた激戦地であり、多くの日本兵がここで亡くなった。
バスの車掌が窓の外を指差し教えてくれる。
あそこにモニュメントが建っているよと・・・。

タクロバンへ


リモン峠を越えると、右側の車窓に川が現れる。
この川を下ると、タクロバンの街に到着する。


タクロバン・バスターミナル


AM11:15  終着のタクロバン・バスターミナルに到着した。
セブのホテルを出たのがAM4:30。ここまでは、かなり良いペースで来ているぞ。
ここで、バスを乗り換え、サマール島のバセイ村へ向かう。


サマール島へ


タクロバンからバスに乗り、しばらくすると、レイテ島とサマール島を結ぶサン・ファンニャーゴ橋に差し掛かる。
日本のODAで架けられた橋だ。この橋を越えると、サマール島に入る。